アルコール依存症は何歳から飲酒が始まったのか?

アルコール依存症の事例で

例えば76歳のアルコール依存症の男性で、妻は70歳。

DVあり。長女50歳、次女48歳でそれぞれ、結婚をして家を離れている。

母も高齢で、夫と暮らすには、先行き不安である。

夫は、最近認知症もでてきている。母を心配した長女、次女が地域包括支援センターに相談し

出来れば、入院、入所を希望してきた。

と言ったケース。

この場合、さかのぼって例えば夫30歳、妻24歳、長女4歳次女2歳の劇をしてみる。

飲酒が10代から始まっていた本人は、結婚時すでに飲酒していたのである。

どんな家庭だったかを創造する。

そして現在のジェノグラム・エコマップを作成し

再び劇をする。

検査入院で2週間入院する。

アルコール依存症の理解も必要である。

見ていた人と、劇を演じた人の感想を聞く。

様々であるが、否定はしない。それが個別だから。

夫婦、親子、夫の仕事、心情、孤独、いっぱいワードが飛び交う。

夫も、妻も、長女も、次女も幸せになる支援をしたいものですと、締めくくる。